Microsoft PL-200(Power Platform 業務コンサルタント) 11-20

A. 同期データ操作を使用する
B. Microsoft Excel の数式に似た数式を使用する
C. 初期化されていない変数に未定義の値を使用する
D. Microsoftの販売代理店から購入できる

回答
B. Microsoft Excel の数式に似た数式を使用する

Microsoft Power FxとはMicrosoft Power Platform 全体で使用される、Excel のような数式バーまたは Visual Studio Code のテキスト ウィンドウで直接操作できるローコード言語です。
従って、Bが正解です。
Microsoft Power Fx の概要

回答
(下記画像参照)

メールアドレスの入力時(作成or更新)に、リアルタイム(同期処理)でメールを送信するには、クラシックワークフローにて実装する必要がありますので、1問目は「クラシックワークフロー」が正解です。
JavaScriptでも実装できないことはないですが、画面側でバック処理を実装することは不適切であるため、不正解です。
2問目はPower Automateのスケジュールされたフローにて実装できますので、「PowerAutomateフロー」が正解です。

PowerAutomateとワークフローの使い分け方を以下に記載します。
PowerAutomate : D365を含むPowerPlatform内の自動処理を非同期処理で実装したい際に使用する。(同期処理での実装は不可)
ワークフロー : D365内で、自動処理を同期処理で実装したいときに使用する。非同期処理での実装は一応できるが、非推奨となっている。(非同期処理はPowerAutomateで作ることが推奨されている)

回答
(下記画像参照)

システムチャートには、タグ・ライン・ドーナツ・エリア等の様々なグラフ種類が用意されています。
また、グラフの条件にビューを選択できますので、1,4,5問目は「システムチャート」が正解です。
チームとグラフを共有できるのはPowerBIの機能です。また、個人用ダッシュボードにはPowerBIのビジュアル化を追加できますので、2,3問目は「個人用ダッシュボード」が正解です。
ダッシュボードで Power BI のビジュアル化を追加するまたは編集する
モデル駆動型アプリ システム グラフを作成する

A. ビジネスプロセスフロー
B. 接続
C. 接続参照
D. Power Automate フロー

回答
C. 接続参照
D. Power Automate フロー

自動処理はPowerAutomateにて作成します。また、別ソリューションと連携するには接続参照が必要ですので、C,Dが正解です。
Microsoft Dataverse でソリューション内で接続参照を使用する
↓コネクタ、接続、接続参照について


回答
(下記画像参照)

監査には環境・テーブル・列の3つのレベルがありますが、列を設定するには、テーブル監査を、テーブル監査を設定するには環境監査を設定する必要があります。
全てのユーザーアクティビティを監査するには、環境に対する監査を設定する必要がありますので、1問目は「環境の監査」が正解です。
製品テーブルのレコードを定期的に削除する自動処理は、「一括削除」という機能で作成可能ですので、2問目は「一括削除」が正解です。
環境に対する監査を構成する
大容量の特定の対象データを一括削除で削除する

回答
(下記画像参照)

ワークフローのトリガー条件は、レコードの作成・更新・削除時を設定できますが、さらに細かく、「特定のフィールドが更新されたら」という条件を書くこともできます。

即座に実行するワークフロー(オンデマンドワークフロー)を作成するには、ワークフローの作成時に、オンデマンドであることを設定する必要があります。

画像内の選択肢のうち、ワークフローのアクションとして用意されているのは「メール送信」のみです。

回答
(下記画像参照)

1問目は、「基本的なREST API機能を持つ内部で作成されたWebアプリケーション」ということから、MS製品以外にAPI経由で接続しに行く必要があるという要件です。
PowerAutomateのカスタムコネクタは、APIさえ定義できればあらゆるソリューションに接続することが可能ですので、「カスタムコネクタを使用」が正解です。

「API機能のない公開Webサイトからデータにアクセスする」には、PowerAutomate Desktopを使いRPAを実装することで実現可能ですので、2問目は「無人フロー」が正解です。

※有人・無人フロー補足
有人(Attended)フロー : 既に定義されたユーザーとして、処理を実行する(クラウドフロー)
無人(UnAttended)フロー : ユーザーは関係なく、ただ処理を実行する(Desktopフロー)

A. 追加要件を参照するセキュリティが追加された基本セキュリティ ロールを持つテスト アカウントを使用します。
B. システム管理者セキュリティ ロールをユーザー アカウントに追加します。
C. 追加要件を参照するセキュリティのみが追加されたテスト アカウントを使用します。
D. ユーザー アカウントに 追加要件を参照するセキュリティを追加します。

回答
A. 追加要件を参照するセキュリティが追加された基本セキュリティ ロールを持つテスト アカウントを使用します。

追加要件で必要なセキュリティ + 基本的なセキュリティロールを付与したテストアカウントを作成し、実装を進めていく必要がありますので、Aが正解です。
※D365のベストプラクティスとして、基本的なセキュリティーロールを作成し、全ユーザーに割り当てた後、個別に必要なセキュリティロールを付与していくことが推奨されています。

回答
(下記画像参照)

チャットボットを作成するには、作成権限(Copilot Studioライセンス)が必要となります。
また、チャットボットをセキュリティグループに対して共有することで、そのグループ内のユーザーがボットを使用できるようになります。
コパイロットライセンス
コパイロットをセキュリティ グループと共有する

回答
(下記画像参照)

特定の地域からのみアプリにアクセスできるようには、Microsoft Entra IDの「条件付きアクセス」にて設定しますので、1問目は「Microsoft Entra ID」,2問目は「条件付きアクセスポリシー」が正解です。
Microsoft Entra 条件付きアクセスを使用して場所によってアクセスをブロックする
条件付きアクセス ポリシー : 場所ごとにアクセスをブロックする