Microsoft PL-900(PowerPlatform Fundamentals) 1-10

回答
(下記画像参照)

・Power BI Desktop、Power BI サービスともに、外部リソース(データベース・Excel等)に接続することができますので、1問目は「いいえ」が正解です。
Power BI Desktop、Power BI サービスともに、レポートを作成・編集することができますので、2問目は「はい」が正解です。
・Power BI Desktop レポートを配布するには、Power BI サービスに公開することで、他のユーザーがオンラインでレポートにアクセスできます。PBIX ファイルを他のユーザーに送信してレポートを共有することも可能です。従って、3問目は「いいえ」が正解です。

A. アプリを共有する
B. アプリの URL を同僚に送信する
C. アプリを公開する
D. アプリのフローを作成する

回答
A. アプリを共有する

本設問のキーポイントは「実行できること」という部分です。
確かに公開しないとアプリを使用することはできませんが、公開だけしても同僚がそのアプリにたどり着けるわけではありませんので、同僚にアプリを共有する必要があります
Power Apps で [共有] ボタンをクリックし、アプリを共有したい同僚のメール アドレスを追加することでアプリを共有できます。
アプリを共有すると、同僚はアプリにアクセスするためのリンクが記載されたメールを受け取り、Microsoft アカウントまたは組織アカウントでサインインすることでアプリを使用することができるようになります。
従って、Aが正解です。
キャンバスアプリを共有する

A. Power Pages サイト
B. Power Virtual Agents チャットボット
C. Power BI レポート
D. モデル駆動型アプリ
E. キャンバス アプリ

回答
E. キャンバス アプリ

キャンバスアプリモデル駆動型アプリの違いの一つとして、「使用できるデータベース」が挙げられます。
キャンバスアプリはExcelやSharepointを仮想データベースとして使用できますが、モデル駆動型アプリはDataverseを使用しなければなりません
本設問の要件として、「SharePointにデータを保存する必要がある」とのことですので、Eが正解となります。
Power Pagesは旧Power Appsポータルのことで、Webページを簡単に構築できるツールです。Power Appsからは独立した形となりますが、Dataverse等と連携が可能です。(機能を少し拡張した後、名称を変え、新しい製品として発表するのはMicrosoftのお得意技ですので、Microsoft製品をこれから扱う方はどんどん名前が変わってくことを覚えておきましょう笑)
※「Power Virtual Agents」は「Microsoft Copilot Studio」の一部の機能となりましたので、今後試験の選択肢として出てくることはないかと思います。

回答
(下記画像参照)

KPIは、進行状況 (目標より進んでいるか、または遅れているか) を判断しやすいグラフですので、1問目は、「KPI」が正解です。
折れ線グラフは、時間の経過に伴う一連の値を複数表示することに優れていますので、2問目は「折れ線グラフ」が正解です。
3問目は「全体の売り上げと比べて、その地域の売り上げはどのくらいの比率なのか?」を表すグラフを用意しろという要件です。
ドーナツは、円グラフと似ており、全体とその一部の関係性を表すことに適していますので、3つ目は「ドーナツ」が正解です。
マトリックスは、項目ごとの集計やフィルター表示などの集計を得意としています。
具体的にどんなグラフを作れるのかについては、以下リンクを参照ください。
Power BIでの視覚化の種類

回答
(下記画像参照)

相手側のシステム側にAPIが用意されている場合、カスタムコネクタを使用して、APIを記述することでそのシステムと連携することができますので、「カスタム」が正解となります。
カスタムコネクタの概要

A. Power BI レポート
B. モデル駆動型アプリ
C. Power Pages
D. キャンバス アプリ

回答
C. Power Pages サイト

本設問のキーは「Power Platform ライセンスを必要とせずに」という部分です。
Power BI,モデル駆動型アプリ、キャンバスアプリはそれぞれライセンスが必要となります。
Power PagesはWebサイト構築のためのツールで、DataverseのデータをWeb上に表示することができますので、Cが正解です。

A. ブラウザー
B. Dynamics 365
C. デスクトップ アプリケーション
D. モバイル アプリ

回答
A. ブラウザー
D. モバイル アプリ

本設問の意図は「PowerAutomateを作るんだけれど、どのデバイス(アプリ)から作ればいい?」です。
Twitterの投稿をトリガーにするということで、Desktopフローの使用ではないため、Cは不正解です。
普通にブラウザからPowerAutomateを開いて作る方法と、PowerAutomateモバイルアプリから作る方法が基本となりますので、A,Dが正解です。
D365からもPowerAutomate作成画面には飛ぶことができますが、わざわざD365を開く必要はないので不正解です。
PowerAutomateモバイルアプリの概要

A. Microsoft Power Platform 管理センター
B. Microsoft トラスト センター
C. アクセシビリティ チェッカー
D. フローチェッカー

回答
C. アクセシビリティ チェッカー

Power Appsのアクセシビリティチェックを実行すると、潜在的なアクセシビリティの問題を検出するだけでなく、問題点1つ1つに対し、なぜ特定の障がいを持つユーザーにとって問題となるのかを説明し、解決するための提案をしてくれますので、Cが正解となります。
Power Apps でキャンバス アプリのアクセシビリティを確認する

A. ビジネス プロセス フローを含むフォームを別のソリューションにエクスポートします。
B. ビューを作成し、ビューをエクスポートします。
C. ビジネス プロセス フローを別のソリューションに追加します。ソリューションをエクスポートします。
D. 既定のソリューションをエクスポートします。

回答
C. ビジネス プロセス フローを別のソリューションに追加します。ソリューションをエクスポートします。

サンドボックス環境から本番環境にリリースする際は、以下の手順を実施します。
サンドボックス環境にて、リリース対象の機能をソリューションに含めてエクスポート
本番環境に①でエクスポートしたソリューションをインポート
従って、Cが正解となります。
既定のソリューションは、環境内のすべての機能が入っているソリューションですので、Dは誤りです。
また、これは余談ですがビジネスプロセスフロー(BPF)の初回作成時は、BPFエンティティをソリューションに含めないとエクスポートエラーとなります。
BPFは対象のフォームに情報を持っているのではなく、BPFテーブルに情報を持っている構造となっておりますので、開発する際はご注意ください。
(“エンティティ”ではなく”テーブル”という呼び方になったとMS公式が発表しましたが、ところどころ記事はエンティティのままだったりしますのでご注意ください)
無効なエクスポート – ビジネス プロセス エンティティが見つかりません

回答
(下記画像参照)

自分のレポートやダッシュボードに他のユーザーがアクセスできるようにするもっとも簡単な方法は“共有”ですので、1問目は「共有」が正解です。
Excelのデータを表示するには、まずExcelブックファイルに接続し、データを取得する必要がありますので、2問目は「データを取得」が正解です。
(Excelからピン留めはできますが、ピン留めする前にデータを取得する必要がありますので、ピン留めは不正解です。)
レポートタイルをダッシュボードに追加することを「ピン留めする」と呼んでおりますので、3問目は「ピン留め」が正解です。
同僚や他のユーザーと Power BI レポートやダッシュボードを共有する
Excel ブック ファイルからデータを取得する
(Excel から Power BI ダッシュボードにタイルをピン留めする)
タイルをピン留めする