Microsoft PL-600(Power Platform Solution Architect) 1-10

回答
(下記画像参照)


セキュリティロールは、PowerApps/Dynamics上の個々のアプリへのアクセスを制限することが可能ですので、1問目は「はい」が正解です。
条件付きアクセスの設定は、IPアドレス制限やPowerApps自体のアクセスを制限することはできますが、個々のアプリへのアクセスを制限することはできませんので、2問目は「いいえ」が正解です。
アプリを表示およびアクセスするために必要な権限
条件付きアクセスとは

A. カスタムコネクタ
B. データゲートウェイ
C. データフロー
D. Microsoft Power Automate フロー

回答
D. Microsoft Power Automate フロー

Microsoft Dynamics 365 Project Operationsは、CRM、ERPの各領域におけるプロジェクトを中心とした業務を、1つのアプリケーションに統合したプロジェクト管理ソリューションです。
インプットに明確なスキーマが決まっている(Excelやcsv等)場合は、データフローが使用できますが、個別にマッピング等の処理を加える場合はPowerAutomateを使用すべきですので、Dが正解です。
Power Apps でのデータフローの作成と使用について

A. スクリプトを統合および削減する
B. 同期 JavaScript 要求を使用する
C. スクリプトを OnLoad イベントに移動する
D. 不要なフィールドを削除する

回答
A. スクリプトを統合および削減する
D. 不要なフィールドを削除する

読み込みが遅くなる原因として、フォームに大量のフィールドを配置したり、OnLoadで動くJavaScript処理が挙げられますので、A,Dが正解です。
同期JavaScript処理の使用や、OnLoadイベントへの移動は逆効果ですので、B,Cは不正解です。
モデル駆動型アプリのパフォーマンスのためのフォームの設計

A. ビジネス プロセス フロー
B. Power Apps モバイル アプリ
C. Microsoft Copilot Studio
D. Power Automate デスクトップ フロー
E. Power Automate クラウド フロー

回答
A. ビジネス プロセス フロー
B. Power Apps モバイル アプリ
E. Power Automate クラウド フロー

ビジネス プロセス フローは、ユーザーがデータ入力プロセスの各ステップで必要な情報を視覚的にガイドするために使用され、ユーザーはどのデータを入力すべきかを明確に理解できますので、Aが正解です。
Power Apps モバイル アプリは、ユーザーがタブレットやスマートフォンなどのモバイル デバイスからアプリケーションにアクセスし、データを入力および表示するために使用され、ユーザーは場所を問わず商談管理プロセスにアクセスできますので、Bが正解です。
Power Automate クラウド フローは、データがすべて入力された後に自動的にマネージャーに商談を割り当て、承認を得るプロセスを自動化します。また、プッシュ通知を使用して、案件が割り当てられるたびに担当者に通知することも可能です。さらに、通知を選択すると関連する商談が表示されるように設定できますので、Eが正解です。

A. Microsoft Copilot Studio
B. Microsoft Dataverse
C. サーバー側の同期
D. Microsoft Customer Voice

回答
B. Microsoft Dataverse
C. サーバー側の同期

DataverseはOracle連携(仮想テーブル or データフロー)やレポートの構築をローコードで開発することが可能です。
また、Outlook連携の「サーバー側の同期」設定をすることで、関連するメールボックスレコードから電子メール アドレス、電子メールの配信方法、資格情報を使用してユーザーおよびキューの電子メールを処理することができますので、B,Cが正解です。
サーバー側同期テーブル
仮想コネクタのプロバイダーを使用して仮想テーブルを作成する
Dynamics 365 Customer Voice の概要
Copilot Studio の概要

A. ブラウザ自動化アクションを使用して通貨換算レートを取得するデスクトップ フローを作成する
B. Microsoft Graph API を使用して通貨換算レートを取得するクラウド フローを作成する

C. 通貨換算レートを取得するWeb サービス呼び出しアクションを使用するクラウドフローを作成する
D. Azure アクションを使用して通貨換算レートを取得するデスクトップ フローを作成する

回答
C. 通貨換算レートを取得するWeb サービス呼び出しアクションを使用するクラウドフローを作成する

AzureのAPIには、特定の月の外国為替レートを取得するAPIが存在するため、クラウドフローから[Webサービス呼び出し]アクションを使用し、上記APIを呼び出すことで、本要件を満たすことができますので、Cが正解です。
Microsoft Graph API(グラフ API)は、Microsoft 365 のサービスやアプリケーションを操作するための Web API で、Office 365 や Azure AD などの情報を検索・更新したり、メールの送信やチャットの投稿などを行う目的で使用されますので、Bは不正解です。
外国為替レートを取得する
HTTP アクション
Microsoft Graph の概要

A. アカウント階層
B. 所有者チーム
C. Microsoft Entra ID セキュリティ グループ
D. セキュリティロール
E. マネージャー階層

回答
B. 所有者チーム
D. セキュリティロール
E. マネージャー階層

モデル駆動型アプリでは、マネージャー階層 と ポジション階層 のセキュリティモデルを使用できますが、本設問では、マネージャー階層セキュリティモデルを使用すべきです。
また、レポートチームが表示できるようにするためには、所有者チームを使用する必要がありますので、B,D,Eが正解です。
アクセスを制御する階層セキュリティ
アクセス チームおよび所有者チームを使用して、共同作業したり情報を共有したりする

回答
(下記画像参照)

Outlook上にDynamics365を連携できるのはモデル駆動型アプリです。
ユニバーサル リソース スケジュールは、組織がジョブやタスクにリソースを割り当てることを可能にする Dynamics 365 ソリューションで、Dynamics 365 Field Service,Dynamics 365 Customer Service,Dynamics 365 Project Operationsで使用することができます。
モバイル端末での使用が前提の場合、キャンバスアプリが適しています。
Dynamics 365 for Outlook のインストール
Dynamics 365 でのユニバーサル リソース スケジュールの概要

A. 階層セキュリティ
B. フィールドレベルセキュリティ
C. ユーザーアクセス管理
D. チーム権限

回答
D. チーム権限

チームに対してセキュリティロールを付与し、チームにユーザーを追加することによって、ユーザーの追加・削除があっても個々のユーザーにセキュリティロールを付与するという作業が減りますので、Dが正解です。
部署の作成または編集
自動的に作成されるチームのアクセス権を制御するチーム テンプレートの作成

A. Power BI レポートを設定する前に、Microsoft Dataverse の制限を使用する
B. Dynamics 365 Sales のロールで許可されたデータのみに制限し、Microsoft Excel にエクスポートできないようにする
C. ロールを制限し、Microsoft Excel へのエクスポートが Dynamics 365 Sales と Power BI の両方で許可されないようにする
D. Power BI ダッシュボードは、このデータの表示がサポートされているユーザーとのみ共有する

回答
C. ロールを制限し、Microsoft Excel へのエクスポートが Dynamics 365 Sales と Power BI の両方で許可されないようにする
D. Power BI ダッシュボードは、このデータの表示がサポートされているユーザーとのみ共有する

PowerBI上のレポートの設定にデータエクスポートを制限する設定が存在します。
また、ダッシュボードの共有は参照できるユーザーを絞ることが可能ですので、C,Dが正解です。
RLS(行レベルのセキュリティ)を使用すると、Dynamicsのセキュリティロールに応じた
データの制限が可能
ですので、選択肢にもしあればそちらも正解になるかと思います
データのエクスポート
データをエクスポートできるユーザー
同僚や他のユーザーと Power BI レポートやダッシュボードを共有する
Power BI での行レベルのセキュリティ (RLS)