Salesforce 認定アドミニストレーター 1-10

A. 数式項目を作成する。
B. リードの割り当てルールを使用する。
C. エスカレーションルールを割り当てる。
D. 入力規則を構成する

回答
B.リードの割り当てルールを使用する。

数式項目・入力規則ではルーティングができません。
Salesforce試験において、エスカレーションルールと割り当てルールの違いは以下となっておりますので、時間経過で割り当てるのか、作成時に自動で割り当てるのかで判断するとよいかと思います。

■エスカレーションルール : レコード作成後XX時間後に起動し、別のユーザーやキューに再割り当てする。
■割り当てルール : レコード作成時の項目値をもとに所有者を変更する。

本設問では、作成時に割り当てるため、Bが正解です。

A. クイックアクション
B. ワークフロールール
C. Flow Builder
D. アウトバウンドメッセージ

回答
C. Flow Builder

クイックアクション・アウトバウンドメッセージでは、要件を満たす設定はできません。
ワークフロールール及び、プロセスビルダーは、2024年3月にサポートの廃止が決定しました。
上記2つの自動化ソリューションは、Flow Builderに移行することをお勧めされているため、Salesforce試験においても、項目更新等の自動化処理はFlow Builderを選択しましょう。
従って、Cが正解です。
ワークフロールール&プロセスビルダーのサポート廃止

A. キャンペーンメンバーのロールをカスタマイズします。
B. [キャンペーンメンバー] 関連リストを商談ページ レイアウトに追加します。
C. キャンペーンの役割をカスタマイズします。
D. 商談の取引先責任者のロールをカスタマイズします。

E. 商談の取引先責任者のロール関連リストを商談ページ レイアウトに追加します。

回答
D. 商談の取引先責任者の役割をカスタマイズします。
E. 商談の取引先責任者の役割関連リストを商談ページ レイアウトに追加します。

「キャンペーン・キャンペーンメンバーの役割」をカスタマイズするといった操作はありませんので、A,Cは不正解です。
商談に「取引先責任者のロール関連リスト」を表示し、取引先責任者のロールを作成・特定のステークホルダーに関連付けることで、問題文の要件を満たすことができるため、D,Eが正解です。
取引先責任者を商談に関連付ける

A. キャンペーン階層
B. キャンペーンインフルエンス
C. カスタムリード項目のマッピング
D. リストメール

回答
B. キャンペーンインフルエンス

各キャンペーン(マーケティング活動)の影響度を分析できる、キャンペーンインフルエンスが正解です。
キャンペーン階層は、各キャンペーンを階層構造で管理するための機能ですが、各マーケティング活動の影響度を分析するための機能ではないため、不正解です。
リストメールは、対象者に一括でメールを送信できますが、本問題文の趣旨とは異なるため、不正解です。
カスタムリード項目のマッピングも本問題文の趣旨とは異なるため、不正解です。

A. ユーザーの表示カレンダーをSalesforceに同期し、今年だけを表示するようにフィルターします。
B. 現在の年に予定されていない上映日を最新のものに表示するレポートを作成します。
C. ヘルプテキストを追加して、現在の年内の上映日のみを追加するようにします。
D. 現在の年内の日付が表示日付に含まれていることを確認する入力規則を作成します

回答
D. 現在の年内の日付が表示日付に含まれていることを確認する入力規則を作成します

入力規則は、管理者がデータ入力やインポート操作の基準を定義し、その基準を満たさない場合にエラーメッセージを表示する機能です。
入力規則は、本問題の要件と合致するため、Dが正解です。
その他の選択肢では、要件を満たすことができないため、不正解となります。

A. ページレイアウトの損失の理由項目の横にある要件チェックボックスを選択します。
B. フェーズがクローズされた時、損失の理由が空白の場合にエラーを表示する入力規則を作成します。
C. オブジェクトマネージャの損失の理由項目で必須のチェックボックスをオンにします。
D. 損失の理由項目が空白の場合に、エラーを表示するようワークフロールールを構成する

回答
B. フェーズがクローズされた時、損失の理由が空白の場合にエラーを表示する入力規則を作成します。

問題文の要件は、「クローズされた時のみ「損失の理由」項目を、空白の状態で保存できないようにするですので、Bが正解です。
C,Dは上記の条件以外でも動作しまうため、不正解です。
Aは要件に合致しないため、不正解です。

A. レポート購読
B. ロール階層
C. 項目レベルセキュリティ
D. カスタムレポートタイプ
E. フォルダ アクセス

回答
B. ロール階層
C. 項目レベルのセキュリティ
E. フォルダ アクセス

問題文の要件は、組織全体の共有設定が非公開に設定されている靴オブジェクトについて、営業マネージャーが全営業担当者の靴レコードをレポートで表示できるようにしたいです。
レポートはオブジェクト参照権限レコードアクセス権によって表示レコードが制御されるため、B,Eが正解です。
また、営業マネージャーに項目レベルが割り当たっていないと、レポート上で該当の項目が参照できないので、Cが正解です。

「レポート購読(サブスクライブ)」のような機能はありませんので、Aは誤りです。
カスタムレポートタイプの特徴としては以下となりますので、Dは今回の要件とは合致しません。
・関連オブジェクトを設定可能
・表示項目の指定、表示名の変更
・一度作成したカスタムレポートタイプは流用可


A. 「キャンペーンメンバーの状況」関連リストをページ レイアウトに追加します。
B. 「キャンペーンメンバーの状況」 関連リストを一括変更する。
C. 「キャンペーンメンバーの状況」 関連リストの選択リストの値を変更する

D. オブジェクトマネージャでキャンペーンステータスの選択リスト値を編集します。

回答
A. 「キャンペーンメンバーの状況」関連リストをページ レイアウトに追加します。
C. 「キャンペーンメンバーの状況」 関連リストの選択リストの値を変更する

「キャンペーンメンバーの状況」項目の選択リストは、関連リストから編集します。
キャンペーンのページレイアウト上に、「キャンペーンメンバーの状況」関連リストを追加
「キャンペーンメンバーの状況」関連リストより、選択リスト値を追加・修正
そのため、A,Cが正解となります。


A. レコード設定と検索インデックス
B. 権限とタブの表示
C. アプリケーション権限と検索用語
D. ページレイアウトと項目レベルセキュリティ

回答
B. 権限とタブの表示

レコードのアクセスを完全に制限するには、プロファイル及び権限セットでのオブジェクト参照権限変更となります。従って、Bが正解です。
Dは項目レベルの話で、レコードに対して完全にアクセスを制限できるわけではないので誤りです。

A. 取引先責任者階層の取引先責任者は、ユーザーによるレコードレベルのアクセスに制限されています。
B. 取引先責任者階層は、一度に 3000 件の取引先に制限されています。
C. 階層列をカスタマイズすると、最近表示された連絡先リストビューが変更されます。
D. 共有設定は、取引先責任者階層に表示される連絡先によって無視されます。

回答
A. 取引先責任者階層の取引先責任者は、ユーザーによるレコードレベルのアクセスに制限されています。

以下画像の通り、表示される取引先責任者はユーザーのアクセス権限に依存するため、Aが正解です。ちなみに、Bは3,000件ではなく、2,000件が正解です。
取引先責任者階層を使用する場合の考慮事項