AWS Certified DevOps Engineer – Professional合格への近道と、試験勉強法について解説します!
サッとお読みいただけるよう、シンプルかつ要点をまとめて記載しています!
AWS Certified DevOps Engineer – Professionalとは
1. 試験概要
◆誰でも受験可能(受験資格や前提認定なし。AWS環境のプロビジョニング・運用・管理について2年以上の実務経験がある方が主な対象です)
◆試験コードはDOP-C02
◆択一選択・複数選択の全75問/180分(採点対象65問+採点対象外10問。採点対象外の問題は試験中に区別されません)
◆合格スコアは750点(100~1,000点のスケールドスコア)
◆AWS上の分散システムとアプリケーションについて、継続的デリバリー、インフラストラクチャの自動化、運用、監視、障害対応、セキュリティを実装・管理する能力が問われるProfessionalレベルの試験
◆CI/CD、Infrastructure as Code、設定管理、マルチアカウント運用、高可用性、スケーリング、バックアップ、モニタリング、イベント駆動型自動化、インシデント対応、セキュリティとコンプライアンスなどの高度で実践的な知識が問われます
◆開発チームと運用チームをつなぎ、安全で可用性・拡張性・自己修復性の高いシステムを迅速かつ継続的に提供する能力が重視されます
◆事前に読み込むケーススタディはなく、各設問内に提示されるシステム構成、デプロイ要件、運用要件、障害状況、セキュリティ要件に対して最適なサービスや自動化方法を選択する形式
◆受験料:300 USD(為替レートや税金により日本円価格は変動)
◆試験は日本語でも受験可能
◆Pearson VUEテストセンターもしくは、オンライン監督付き試験で受験可能
◆有効期限は3年間
2. 出題範囲・受験対象者
受験対象者
AWS Certified DevOps Engineer – Professionalは、AWS上の分散システムおよびサービスについて、プロビジョニング、運用、管理、自動化を行う高度な技術力を証明する認定資格です。
主な対象者は、DevOpsエンジニア、クラウドエンジニア、SRE、プラットフォームエンジニア、インフラエンジニア、クラウドオペレーション担当者、リリースエンジニア、DevSecOpsエンジニア、ソフトウェアエンジニア、ソリューションアーキテクトなどです。
AWS公式では、AWS環境のプロビジョニング、運用、管理について2年以上の経験があり、ソフトウェア開発ライフサイクルとプログラミングまたはスクリプティングの経験を持つ方を主な受験対象者としています。また、高度に自動化されたインフラストラクチャの構築、オペレーティングシステムの管理、最新の開発・運用プロセスに関する経験があると、試験内容を理解しやすくなります。
試験では、単にAWSサービスの名称を知っているだけではなく、ソースコードの変更からビルド、テスト、承認、デプロイ、監視、ロールバックまでの一連の流れを設計し、Infrastructure as Codeとイベント駆動型の自動化を組み合わせて、複雑なAWS環境を安全かつ効率的に運用する能力が問われます。
また、単一アカウントだけでなく、AWS OrganizationsやAWS Control Towerを利用したマルチアカウント環境、複数リージョンへの展開、RTO・RPOを満たす災害復旧、ログとメトリクスの集中管理、設定ドリフトの検出、自動修復、最小権限、暗号化、コンプライアンスの継続的な検証など、大規模な本番環境を継続的に改善するための幅広い実践知識が必要です。
なお、高度なルーティングアルゴリズムなどの専門的なネットワーク設計、データベースの詳細な設計やクエリ最適化、フルスタックアプリケーションのコード開発、開発者へ提供する高度なセキュリティ設計の助言などは、本試験の主な対象外です。
出題範囲(全6セクション)
- SDLCのオートメーション(SDLC Automation:22%) — ソフトウェア開発ライフサイクル全体を自動化し、単一アカウントまたはマルチアカウント環境でCI/CDパイプラインを設計・実装する能力が問われます。AWS CodePipeline、AWS CodeBuild、AWS CodeDeployなどを利用したビルド・テスト・デプロイの自動化や、AWS Secrets Manager、AWS Systems Manager Parameter Storeを利用した認証情報の安全な管理が重要です。また、単体テスト、統合テスト、受け入れテスト、負荷テスト、セキュリティスキャンをパイプラインへ組み込み、失敗時に処理を停止する方法も出題範囲です。AWS CodeArtifact、Amazon S3、Amazon ECRを利用したアーティファクト管理、EC2 Image Builderによるイメージ作成、Amazon EC2、Amazon ECS、Amazon EKS、AWS LambdaへのBlue/Green、Canary、Rollingなどのデプロイ戦略についても理解しておく必要があります。
- 設定管理とIaC(Configuration Management and IaC:17%) — Infrastructure as Codeを利用して、クラウドインフラストラクチャと再利用可能なコンポーネントを定義し、ライフサイクル全体を通じて一貫して管理する能力が問われます。AWS CloudFormation、AWS CDK、AWS SAMを利用したテンプレートの作成・展開や、CloudFormation StackSetsによる複数アカウント・複数リージョンへの配布が重要です。また、AWS Systems Manager、AWS Config、AWS AppConfig、AWS Service Catalogなどを利用した設定管理、変更管理、ガバナンスも出題範囲です。AWS Organizations、AWS Control Tower、サービスコントロールポリシー、IAMロールを利用したアカウント作成・初期設定・セキュリティ統制の自動化、Systems Managerによるインベントリ、パッチ適用、State Manager、Automation、LambdaとStep Functionsによる複雑な運用処理の自動化についても理解しておく必要があります。
- 耐障害性の高いクラウドソリューション(Resilient Cloud Solutions:15%) — ビジネス要件に応じて、高可用性、拡張性、障害復旧性を備えたクラウドソリューションを実装する能力が問われます。Multi-AZとマルチリージョン構成、ロードバランシング、Auto Scaling、疎結合アーキテクチャ、サーバーレス、コンテナを利用して、単一障害点を排除する方法が重要です。また、Amazon Route 53、Amazon CloudFront、Amazon S3、Amazon RDS、Amazon Aurora、Amazon DynamoDBなどを利用したリージョン間レプリケーションやフェイルオーバーも出題範囲です。RTOとRPOを満たすために、バックアップ・リストア、Pilot Light、Warm Standby、Multi-Siteなどの災害復旧戦略を選択し、AWS Backupやクロスリージョンレプリケーションを利用して復旧手順を自動化・テストする能力が求められます。
- モニタリングとロギング(Monitoring and Logging:15%) — アプリケーションとインフラストラクチャからログ、メトリクス、トレースを安全に収集・集約・保存し、問題を検出・分析する能力が問われます。Amazon CloudWatchのメトリクス、ロググループ、メトリクスフィルター、アラーム、ダッシュボード、Logs Insights、Metric Streamsや、CloudWatch Agentによるカスタムメトリクスの収集が重要です。また、AWS CloudTrail、AWS Config、VPC Flow Logs、AWS X-Ray、Amazon Athena、Amazon OpenSearch Serviceなどを利用した監査、可視化、根本原因分析も出題範囲です。ログの暗号化、保存期間、ライフサイクル管理、サブスクリプションフィルター、Amazon KinesisやAWS Lambdaへのリアルタイム配信、Amazon EventBridge、Amazon SNS、自動スケーリング、AWS Configルールによる自動修復についても理解しておく必要があります。
- インシデントとイベントへの対応(Incident and Event Response:14%) — AWS Health、Amazon EventBridge、AWS CloudTrailなどのイベントソースを統合し、通知、処理、構成変更、復旧を自動化する能力が問われます。Amazon SQS、Amazon SNS、Amazon Kinesis、AWS Lambda、AWS Step Functionsを組み合わせたイベント処理ワークフローが重要です。また、AWS Systems Manager、AWS Auto Scaling、AWS Configなどを利用して、イベントに応じてインフラストラクチャやアプリケーションの設定を変更し、望ましくない状態を自動修復する方法も出題範囲です。CodePipeline、CodeBuild、CodeDeploy、CloudFormationのデプロイ失敗や、Amazon ECS、Amazon EKS、Auto Scalingの障害を、CloudWatch、AWS X-Ray、AWS Health、Systems Manager OpsCenterなどから分析し、根本原因を特定する能力が求められます。
- セキュリティとコンプライアンス(Security and Compliance:17%) — 人とマシンのアクセスを大規模に管理し、セキュリティコントロール、データ保護、監査、コンプライアンスを自動化する能力が問われます。AWS IAM Identity Center、IAMロール、AWS STS、アクセス許可境界、サービスコントロールポリシー、RBAC、ABACを利用して、最小権限を実装する方法が重要です。また、AWS Secrets Managerによる認証情報のローテーション、AWS KMS、AWS CloudHSM、AWS Certificate Managerによる暗号鍵・証明書管理も出題範囲です。AWS Organizations、AWS Control Tower、AWS Security Hub、Amazon GuardDuty、Amazon Inspector、Amazon Macie、Amazon Detective、AWS Config、AWS CloudTrail、VPC Flow Logs、IAM Access Analyzerなどを利用し、複数アカウント・複数リージョンへセキュリティ統制、脅威検出、監査、是正処理を展開する能力が求められます。
AWS Certified DevOps Engineer – Professionalでは、SDLCのオートメーションが22%で最も高く、設定管理とIaC、セキュリティとコンプライアンスがそれぞれ17%を占めます。
そのため、AWS CodePipeline、AWS CodeBuild、AWS CodeDeploy、AWS CloudFormation、AWS CDK、AWS Systems Manager、AWS Config、AWS Organizations、AWS Control Tower、Amazon CloudWatch、AWS CloudTrail、Amazon EventBridge、AWS Lambda、AWS Step Functions、Elastic Load Balancing、Auto Scaling、Amazon Route 53、AWS Backup、IAM、AWS KMS、AWS Security Hub、Amazon GuardDutyなどを優先して学習することが重要です。
ただし、本試験ではサービスの概要を知っているだけではなく、デプロイ頻度、停止時間、ロールバック方法、アカウント数、リージョン数、RTO、RPO、ログの保存先、通知先、変更承認、最小権限、暗号化、運用負荷、コストなどの条件を総合的に判断する必要があります。
例えば、「複数アカウントへ共通のCI/CDパイプラインを展開する」「Blue/Greenデプロイで停止時間を最小化する」「CloudFormation StackSetsで複数リージョンへ標準構成を配布する」「CloudWatchアラームとEventBridgeを利用して自動復旧する」「RTO・RPOを満たす災害復旧構成を実装する」「Organizations全体へセキュリティ統制と監査を適用する」など、実際のDevOps運用を想定した問題が出題されます。
そのため、単なる用語暗記ではなく、「パイプラインのどの段階でビルド・テスト・承認を行うか」「MutableとImmutableのどちらのデプロイが適切か」「CloudFormation、CDK、Systems Managerをどのように使い分けるか」「どのメトリクスやログから障害原因を特定するか」「イベント発生時にどのサービスで通知・自動修復するか」「要件に応じてどの可用性・災害復旧戦略を選択するか」という観点で理解しておくと、本番問題に対応しやすくなります。
3. 受験申込方法
◆AWS Certified DevOps Engineer – Professionalページより受験申し込みが可能です。
認定試験を申し込む
攻略法
1. まず伝えたいこと
AWSの開発者向けサービス、運用管理サービス、コンテナ、サーバーレス、セキュリティ機能は継続的にアップデートされています。そのため、古い試験対策教材だけで勉強していると、現在のDOP-C02の出題範囲、サービスの機能、推奨されるCI/CD構成や運用自動化の方法に対応できない可能性があります。
現行のDOP-C02は、択一選択問題と複数選択問題の全75問で構成されています。シナリオが長く、技術的には実現可能な選択肢が複数含まれることが多いため、サービス名を覚えるだけではなく、要件に対して最も自動化され、可用性が高く、安全で運用負荷の低い構成を判断する必要があります。
本試験はProfessionalレベルの試験であり、個別サービスの設定だけでなく、ソースコードの変更から本番デプロイ、監視、障害対応、復旧、セキュリティ統制までを一貫して自動化し、複数アカウント・複数リージョンの環境を継続的に運用するための高度で実践的な知識が問われます。
特に重要なのは、AWS CodePipeline、AWS CodeBuild、AWS CodeDeploy、AWS CodeArtifact、Amazon ECR、EC2 Image Builder、AWS CloudFormation、AWS CDK、AWS SAM、AWS Systems Manager、AWS Config、AWS AppConfig、AWS Organizations、AWS Control Tower、Amazon CloudWatch、AWS CloudTrail、AWS X-Ray、Amazon EventBridge、AWS Lambda、AWS Step Functions、Elastic Load Balancing、Auto Scaling、Amazon Route 53、AWS Backup、IAM、AWS KMS、AWS Security Hub、Amazon GuardDutyです。
これらのサービスは単独で出題されるだけでなく、コードの取得、ビルド、テスト、アーティファクト管理、承認、デプロイ、設定管理、監視、通知、自動修復、ロールバック、災害復旧、セキュリティ監査というDevOpsライフサイクルの中で相互に連携して登場します。
また、本試験では問題文に、アカウント数、リージョン数、デプロイ対象、許容停止時間、変更承認の有無、ロールバック条件、RTO、RPO、ログの保存期間、セキュリティ要件、運用担当者の作業量、コストなどの条件が記載されます。その状況に対して、最も適切な自動化構成を選択します。
そのため、問題文に記載された「手動作業を最小化する」「停止時間を発生させない」「複数アカウントへ一括適用する」「デプロイ失敗時に自動でロールバックする」「RTOとRPOを満たす」「設定ドリフトを検出する」「イベント発生時に自動修復する」「認証情報をコードへ保存しない」といった条件を見落とさないことが重要です。
例えば、CodePipeline・CodeBuild・CodeDeployの役割の違い、CloudFormationとSystems Managerの使い分け、Blue/Green・Canary・Rollingデプロイの違い、CloudWatchとCloudTrailとAWS Configの違い、EventBridgeとSNSとSQSの使い分け、Multi-AZとマルチリージョンの違い、Pilot LightとWarm Standbyの違いなどを比較しながら覚えると理解しやすくなります。
本サイトでは、AWS Certified DevOps Engineer – Professionalの出題範囲に沿って、CI/CD、IaC、設定管理、高可用性、モニタリング、イベント対応、セキュリティとコンプライアンスを理解しやすい解説付きの問題集を用意しておりますので、気になった方はぜひチェックしてみてください!(ページの一番下にもリンクがあります!)
2. 勉強方法
①AWS Skill Builder(公式学習)
↓
②AWS公式練習問題・模擬試験
↓
③試験対策問題集
私は上記の順番で勉強することをおすすめします!
各勉強方法の意図は、下記の通りです。
①AWS Skill Builder(AWS Certified DevOps Engineer – Professional Exam Prep)で、CI/CD、IaC、設定管理、耐障害性、モニタリング、イベント対応、セキュリティの全体像を学びます。
②AWS公式練習問題や公式模擬試験で、択一・複数選択の出題形式と、長いシナリオから重要な要件を読み取る方法を確認します。
③AWS Certified DevOps Engineer – Professional試験対策問題集で、実試験で出題される問題の感覚や、要件に適したパイプライン、デプロイ方式、自動化サービス、監視方法、復旧方法を選定する考え方に慣れます。
AWS Skill Builderでは、試験範囲に沿ってAWS DevOpsを体系的に学べるため、最初のインプット教材としておすすめです。Professionalレベルの試験であるため、個別サービスだけでなく、ソフトウェア開発ライフサイクル、Gitを利用したバージョン管理、自動テスト、アーティファクト管理、Immutable Infrastructure、GitOps、RTO・RPO、イベント駆動型アーキテクチャなどの考え方も整理しておきましょう。
可能であれば、CodePipeline、CodeBuild、CodeDeployを利用して、ソースコードの変更を起点に、ビルド、テスト、承認、Blue/Greenデプロイまでを自動化するパイプラインを実際に構築してみることをおすすめします。
さらに、CloudFormationまたはAWS CDKによる環境構築、Systems Managerによるパッチ適用と自動化、CloudWatch Logs・メトリクス・アラームの設定、EventBridgeとLambdaによる自動修復、AWS Configによる設定ドリフトの検出、Auto ScalingとRoute 53による障害対応などを試すと、各サービスの役割や連携方法を理解しやすくなります。
AWS公式練習問題・模擬試験は、本番に近い文章量や出題形式を確認できる公式教材です。DOP-C02では、複数アカウント構成、デプロイ戦略、障害発生時の対応、RTO・RPO、ログとメトリクスの分析などが記載された長めのシナリオ問題が多いため、問題文から重要な条件を読み取る練習として、一度は取り組んでおきましょう。
そのうえで、試験対策問題集を使って、CodePipeline、CodeBuild、CodeDeploy、CloudFormation、CDK、Systems Manager、Config、Organizations、Control Tower、CloudWatch、CloudTrail、X-Ray、EventBridge、Lambda、Step Functions、Auto Scaling、Route 53、AWS Backup、IAM、KMSを反復練習することが重要です。
AWS Certified DevOps Engineer – Professionalでは、選択肢の中に技術的には実現可能な構成が複数含まれることがあります。そのため、間違えた問題は単に正解だけを覚えるのではなく、「なぜこのサービスや構成が要件に最も適しているのか」「他の選択肢では可用性、自動化、セキュリティ、運用負荷、コストのどの要件を満たせないのか」「アカウント数、停止時間、RTO、RPOが変わった場合はどの構成が適切になるのか」まで確認すると、得点が安定しやすくなります。
3. 当サイトの問題集
AWS Certified DevOps Engineer – Professionalは、CI/CDパイプラインの構築だけでなく、IaC、設定管理、マルチアカウント運用、高可用性、スケーリング、災害復旧、モニタリング、イベント対応、セキュリティ、コンプライアンスまで幅広く問われる試験です。そのため、実試験形式で多くのシナリオ問題を解きながら、各選択肢が正解・不正解となる理由まで確認できる日本語の問題集を探すと、意外と時間がかかります。
当サイトの問題集には、以下4つの強みがあり、効率的に勉強を進めることが可能です。
①DOP-C02の出題範囲と現在の試験形式に対応
②CI/CD・IaC・監視・障害対応・セキュリティの考え方を解説(解説には一次ソースを記載)
③10問単位でページがシンプルかつ広告が一切ない
④実際の試験問題の出題方式が分かるよう問題を作成(ラジオボタン方式、チェックボタン方式など)
まずは、はじめの10問を解いてみましょう!

