AWS Certified Solutions Architect – Associate合格への近道と、試験勉強法について解説します!
サッとお読みいただけるよう、シンプルかつ要点をまとめて記載しています!
AWS Certified Solutions Architect – Associateとは
1. 試験概要
◆誰でも受験可能(受験資格なし。AWSクラウドを使用したソリューション設計について、1年以上の実務経験がある方が主な対象です)
◆試験コードはSAA-C03
◆選択式(単一選択・複数選択)65問/130分(採点対象50問+採点対象外15問。採点対象外の問題は試験中に区別されません)
◆合格スコアは720点(100~1,000点のスケールドスコア)
◆AWS Well-Architected Frameworkに基づいて、安全性・耐障害性・パフォーマンス・コスト効率に優れたアーキテクチャを設計する能力が問われるAssociateレベルの試験
◆事前に読み込むケーススタディはなく、各設問内に提示される要件に対して最適な構成を選択する形式
◆受験料:150 USD(為替レートや税金により日本円価格は変動)
◆試験は日本語でも受験可能
◆Pearson VUEテストセンターもしくは、オンライン監督付き試験で受験可能
◆有効期限は3年間
2. 出題範囲・受験対象者
受験対象者
AWS Certified Solutions Architect – Associateは、AWS Well-Architected Frameworkに基づいて、ビジネス要件を満たす安全で耐障害性が高く、高パフォーマンスかつコスト効率に優れたクラウドソリューションを設計する能力を証明する認定資格です。
AWSを使用したシステム設計を担当するソリューションアーキテクト、クラウドエンジニア、インフラエンジニア、アプリケーションエンジニアなどに向いています。また、今後AWS上でのシステム設計やクラウド移行に携わりたい方が、AWSの主要サービスと設計原則を体系的に学ぶための資格としても適しています。
試験では、Amazon EC2やAmazon S3といった個別サービスの機能だけでなく、可用性、スケーラビリティ、セキュリティ、パフォーマンス、コスト、運用負荷などの要件を総合的に判断し、最適なAWSアーキテクチャを選択する能力が問われます。
高度なプログラミングや、実際にAWS環境を操作して構築する実技試験ではありませんが、サービス名の暗記だけでは対応が難しく、各AWSサービスの特徴、制限、連携方法、適切なユースケースを理解していることが必要です。
出題範囲(全4セクション)
- セキュアなアーキテクチャの設計(Design Secure Architectures:30%) — AWSリソースへの安全なアクセス、ワークロードとアプリケーションの保護、適切なデータセキュリティ対策の設計が問われます。AWS Identity and Access Management(IAM)、IAMロール、最小権限の原則、AWS Organizations、サービスコントロールポリシー(SCP)、AWS IAM Identity Center、AWS Security Token Service(AWS STS)、多要素認証(MFA)、AWS Key Management Service(AWS KMS)、AWS Secrets Manager、AWS Certificate Manager(ACM)などが重要です。また、セキュリティグループ、ネットワークACL、AWS WAF、AWS Shield、Amazon GuardDuty、Amazon Inspector、Amazon Macie、AWS CloudTrailなどを利用したネットワーク・アプリケーション・データの保護も出題範囲です。
- レジリエントアーキテクチャの設計(Design Resilient Architectures:26%) — スケーラブルで疎結合なアーキテクチャや、高可用性・耐障害性に優れたアーキテクチャの設計が問われます。複数のアベイラビリティーゾーンを利用した構成、Elastic Load Balancing、Amazon EC2 Auto Scaling、Amazon Route 53のルーティングポリシー、Amazon RDSのマルチAZ配置とリードレプリカ、Amazon Aurora、Amazon DynamoDB、Amazon S3のレプリケーションなどが重要です。また、Amazon SQS、Amazon SNS、Amazon EventBridge、AWS Step Functionsを利用した疎結合化、バックアップと復旧、災害復旧戦略、RTO・RPO、マルチリージョン構成なども問われます。
- 高パフォーマンスアーキテクチャの設計(Design High-Performing Architectures:24%) — 高パフォーマンスかつスケーラブルなストレージ、コンピューティング、データベース、ネットワーク、データ取り込み・変換ソリューションの設計が問われます。Amazon EC2のインスタンスファミリー、AWS Lambda、Amazon ECS、Amazon EKS、AWS Fargate、Amazon S3、Amazon EBS、Amazon EFS、Amazon FSx、Amazon RDS、Amazon Aurora、Amazon DynamoDB、Amazon ElastiCacheなどの使い分けが重要です。また、Amazon CloudFront、AWS Global Accelerator、AWS Direct Connect、AWS Site-to-Site VPN、VPCピアリング、AWS Transit Gateway、VPCエンドポイントなど、ネットワークパフォーマンスを向上させるサービスや機能も出題範囲です。
- コスト最適化アーキテクチャの設計(Design Cost-Optimized Architectures:20%) — コスト効率に優れたストレージ、コンピューティング、データベース、ネットワークアーキテクチャの設計が問われます。Amazon S3のストレージクラスとライフサイクルポリシー、Amazon EBSのボリュームタイプ、Amazon S3 Glacier、Amazon EFSのストレージクラスなどを、データのアクセス頻度や保持期間に応じて選択する必要があります。また、EC2オンデマンドインスタンス、リザーブドインスタンス、Savings Plans、スポットインスタンス、専有ホストの使い分け、AWS Lambdaやコンテナによるコスト最適化、データ転送料金、NATゲートウェイ、VPCエンドポイントなども重要です。
AWS Certified Solutions Architect – Associateでは、セキュアなアーキテクチャの設計とレジリエントアーキテクチャの設計だけで全体の56%を占めます。そのため、IAM、暗号化、VPC、セキュリティグループ、ロードバランサー、Auto Scaling、マルチAZ、バックアップ、災害復旧、疎結合化などを優先して学習することが重要です。
一方で、本試験では1つの要件だけを満たせばよい問題ばかりではありません。例えば、「可用性を高めながら運用負荷を最小化する」「セキュリティを維持しながらコストを削減する」「パフォーマンスを改善しながら変更を最小限に抑える」など、複数の要件を同時に満たす構成を選択する問題が多く出題されます。
そのため、単なるサービス名の暗記ではなく、「この要件ならどのサービスを選択するか」「なぜ他の選択肢では要件を満たせないのか」「どの構成が最も運用負荷を抑えられるか」という観点で理解しておくと、本番問題に対応しやすくなります。
3. 受験申込方法
◆AWS Certified Solutions Architect – Associateページより受験申し込みが可能です。
認定試験を申し込む
攻略法
1. まず伝えたいこと
AWSはサービス数が多く、既存サービスにも継続的に新しい機能が追加されています。そのため、古い試験対策教材だけで勉強していると、現在のSAA-C03の出題範囲やサービス名、推奨される設計方法に対応できない可能性があります。
本試験はAssociateレベルの試験であり、Cloud Practitionerよりも、具体的なシステム要件に基づいたサービスの選定やアーキテクチャ設計が重視されます。「AWSサービスの概要を知っているだけ」で合格するのは難しく、各サービスの使い分けまで理解する必要があります。
特に重要なのは、IAM、VPC、Amazon EC2、Elastic Load Balancing、Auto Scaling、Amazon S3、Amazon EBS、Amazon EFS、Amazon RDS、Amazon Aurora、Amazon DynamoDB、Amazon Route 53、Amazon CloudFront、Amazon SQS、Amazon SNS、AWS Lambdaです。これらは単独で出題されるだけでなく、複数のサービスを組み合わせたアーキテクチャとして頻繁に登場します。
また、本試験には事前に読み込むケーススタディはありませんが、各設問内に企業のシステム構成、現在発生している問題、達成したい要件などが記載されます。その状況に対して、最も安全で可用性が高く、パフォーマンスとコストのバランスに優れた構成を選択します。
そのため、問題文に記載された「最もコスト効率が高い」「運用負荷を最小限にする」「可用性を最大化する」「変更を最小限にする」といった条件を見落とさないことが重要です。同じ技術要件を満たす選択肢が複数あっても、問題文で指定された優先条件によって正解が変わります。
例えば、Amazon RDSのマルチAZ配置とリードレプリカ、Amazon S3とAmazon EBSとAmazon EFS、セキュリティグループとネットワークACL、Amazon SQSとAmazon SNS、Amazon CloudFrontとAWS Global Acceleratorなど、似た目的で利用されるサービスや機能の違いを比較しながら覚えると理解しやすくなります。
本サイトでは、AWS Certified Solutions Architect – Associateの出題範囲に沿って、セキュリティ、可用性、パフォーマンス、コスト最適化を理解しやすい解説付きの問題集を用意しておりますので、気になった方はぜひチェックしてみてください!(ページの一番下にもリンクがあります!)
2. 勉強方法
①AWS Skill Builder(公式学習)
↓
②AWS公式練習問題・模擬試験
↓
③試験対策問題集
私は上記の順番で勉強することをおすすめします!
各勉強方法の意図は、下記の通りです。
①AWS Skill Builder(AWS Certified Solutions Architect – Associate Exam Prep)で、AWSの主要サービスと、セキュリティ・可用性・パフォーマンス・コストを考慮した設計の全体像を学びます。
②AWS公式練習問題や公式模擬試験で、出題形式と問われ方を確認します。
③AWS Certified Solutions Architect – Associate試験対策問題集で、実試験で出題される問題の感覚や、要件に適したAWSアーキテクチャを選定する考え方に慣れます。
AWS Skill Builderでは、試験範囲に沿ってAWSの主要サービスとアーキテクチャ設計を体系的に学べるため、最初のインプット教材としておすすめです。特にAWSを初めて本格的に学ぶ方は、いきなり問題演習だけを行うのではなく、まずはIAM、VPC、EC2、S3、RDS、DynamoDB、Route 53、CloudFrontなどの基本的な役割を整理しておくと理解が進みやすくなります。
可能であれば、AWSマネジメントコンソールを利用して、VPCやEC2、S3、IAMなどの基本的なリソースを実際に作成してみることもおすすめです。試験自体は実技形式ではありませんが、サービス同士の関係や設定項目を実際に確認することで、問題文に記載されたアーキテクチャをイメージしやすくなります。
AWS公式練習問題・模擬試験は、本番に近い文章量や出題形式を確認できる公式教材です。SAA-C03では、複数のAWSサービスを組み合わせた長めのシナリオ問題も出題されるため、問題文から重要な要件を読み取る練習として、一度は取り組んでおきましょう。
そのうえで、試験対策問題集を使って、サービスの使い分け、可用性、災害復旧、セキュリティ、パフォーマンス、コスト最適化を反復練習することが重要です。
AWS Certified Solutions Architect – Associateでは、選択肢の中に技術的には実現可能な構成が複数含まれることがあります。そのため、間違えた問題は単に正解だけを覚えるのではなく、「なぜこの選択肢が要件に最も適しているのか」「他の選択肢にはどのような欠点があるのか」「問題文の条件が変わった場合はどの選択肢が正解になるのか」まで確認すると、得点が安定しやすくなります。
3. 当サイトの問題集
AWS Certified Solutions Architect – AssociateはAWS認定の中でも特に人気が高く、学習教材も数多く存在します。しかし、実試験形式で多くのシナリオ問題を解きながら、各選択肢が正解・不正解となる理由まで確認できる日本語の問題集を探すと、意外と時間がかかります。
当サイトの問題集には、以下4つの強みがあり、効率的に勉強を進めることが可能です。
①SAA-C03の出題範囲に対応
②セキュリティ・可用性・パフォーマンス・コスト最適化の考え方を解説(解説には一次ソースを記載)
③10問単位でページがシンプルかつ広告が一切ない
④実際の試験問題の出題方式が分かるよう問題を作成(ラジオボタン方式、チェックボタン方式など)
まずは、はじめの10問を解いてみましょう!

